~玄関床材の種類~
日々家族が使用するだけでなく、お客様も迎える玄関は、住まいの中でも大切な空間のひとつ。
床材は様々な種類はあるので、今回は玄関の床材を紹介いたします。
1.タイル
柄や色、サイズ、価格のバリエーションも豊富で、どんなデザインの住宅でも取り入れることができる素材。陶磁器のようなすっきりとしたもの、自然石のような風合いのタイプ、ナチュラルな雰囲気のテラコッタタイルなどもあります。一般的なタイルのお手入れは、汚れが溜まりやすい目地の部分の埃を取り除き、必要であれば雑巾で水拭きをしておきましょう。
2.石材
高級感のある御影石や大理石など。マンションの玄関などでも取り入れられているケースもみられます。色味や柄もさまざまあり、表面仕上げによっても表情が異なるのも特徴。
吸水率が高い石は、水分を含むとシミの原因にもなるので、雨水や泥水には注意が必要です。
3.モルタル
モルタル(セメント+砂)を用いた仕上げには、洗い出し(表面を洗い出し、骨材を露出させて表面仕上げをとする方法)、コンクリート金コテ仕上げ(金コテを用いて平滑に仕上げる方法)などがあります。また、タイルや石のような目地がなく仕上げることができます。
洗い出しは比較的滑りにくい仕上げと言われていますが、汚れがこびりつかないように、掃除をこまめにするのがポイントです。
まとめ
以上3点紹介いたしました。玄関床材を選ぶ際には、素材としてのデザイン性や耐久性もちろん、掃除のしやすさや滑りにくさなどにも配慮が必要です。
また、タイルや石の場合は、カタログでは本来の色や素材感が分かりにくいもの。できる限りショールームや見本を取り寄せるなどして、実物で確認をすることをおすすめします。
雅の家