~小上がり畳の魅力~
リビングの一角に設ける畳の小上がりスペースは、リフォームで人気の間取りアイデアです。
使い勝手が良くリビングのおしゃれなアクセントにもなるため、
子育て世代から夫婦2人暮らしまで幅広くおすすめです。
今回は小上がりの畳の便利な使い方を紹介いたします。
小上がり畳のメリット
小上がり畳の間取りには、デザイン・実用面ともにさまざまなメリットがあります。
1.ラグやカーペットなしで座る場所ができる
2.床下を収納にできる
3.空間にメリハリが生まれる
4.色々な用途で使える
フローリング中心の現代の住まいの中で、直接座ることができる畳の小上がりは多目的に使えて便利です。
クッション性があるので、赤ちゃんや小さなお子さんのキッズスペースにも最適です。
床下が貴重なリビングの収納になったり、空間にメリハリが生まれておしゃれに見えたり、
小上がり一つでさまざまなメリットが生まれます。
小上がり畳のデメリット
便利でおしゃれなメリットがある一方、小上がりには注意したほうが良いこともあります。
1.バリアフリーにならない
2.圧迫感が出ることがある
3.子供が怪我をする可能性がある
段差を作るということはバリアフリーにならず、ロボット掃除機が使えないといったデメリットにつながります。
またデザインや大きさによっては、リビングに圧迫感が出ることもあるので、注意する必要があります。
お子さんが落下したり角で頭を打ったり、怪我につながる可能性もあるので、
高さや角の仕上げにも配慮する必要があります。
便利な使い方
床下をリビング収納に
小上がりにして一段上がった床下スペースは、床面積を犠牲にせず使える便利なリビング収納になります。
リビングは意外と収納が不足しがちな場所で、細かい物から大きな物までしまえるため、
散らかって生活感が出るのを防げます。
アイロン台やお子さんのおもちゃなど、小上がりスペースで使う物をサッと取り出せるのも便利です。
リビング全体の収納が少ないと感じたら、小上がりにして効率良く収納力アップするのもおすすめです。
簡易ワークスペース・書斎
ローテーブルと座椅子・クッションを設置するだけで、在宅勤務に対応できる簡易ワークスペースとして使えます。
少しのスペースにサッとワークスペースをつくれて、集中できる環境をつくりやすいのは大きなメリットです。
出勤日と在宅勤務の日が半々などたまに家で仕事する方も、本格的なデスクの設置が難しい方にもおすすめです。
洗濯物・アイロンスペース
洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりする家事スペースの確保が難しい場合もあると思います。
ひざをついても痛くない畳の小上がりスペースなら、家事をこなすスペースに最適です。
一段高いとフローリングのホコリも入ってこないため、
洗った後のシャツやタオルも気兼ねなく置くことができます。
お昼寝スペース
クッション性が高く気軽に横になれる畳スペースは、子供のお昼寝や仕事のリフレッシュタイムにも使いやすいです。
ソファやチェアに長時間座っていると腰への負担が大きいため、少し横になるだけでもラクになります。
布団を敷いて、体調を崩した子供の様子を見ながら家事や仕事をこなせるのも便利です。
子供の遊びスペース
リビング内をゾーニングできる小上がりスペースは、小さなお子さんや赤ちゃんの遊び場としてもおすすめです。
リビングから目が届くため、安心して遊ばせることができます。
まとめ
今回は、小上がり畳のメリット、デメリット、使い方についてご紹介いたしました。
子育てや来客時など様々なシーンで使うスペースになると思います。
ライフスタイルに合った小上がり畳を是非取り入れてみてみてください。