~サイディングの種類~
サイディングはモルタルやタイルに比べて費用が安く、種類やデザインも豊富です。
また日本の住宅の外壁材シェア7割以上をサイディングが占めるほど、非常に高い人気があります。
今回は4種類のサイディングそれぞれの特徴や費用について解説します。
窯業系サイディング
窯業系サイディングはセメントと繊維質を材料として、板状に成形された外壁材です。
日本の住宅の外壁材として人気が高いです。
窯業系サイディングは木目や石目、タイル調などデザインのバリエーションが豊富です。
好みに合わせて柄が選べるため、実現したいお家の雰囲気に合わせた外壁に仕上げることができます。
金属製サイディング
金属系サイディングは、アルミニウム合金やガルバリウム鋼板といった金属を成形した外壁材です。
金属の外壁は無機質で冷たい印象を持たれがちですが、最近では技術の進歩によりデザインも豊富にあります。
メリットとして、熱を保持しやすい金属の性質を活かし、断熱性が高くなっています。
夏場や冬場でも室内の温度を一定に保つことができるため、省エネや光熱費の節約ができます。
樹脂系サイディング
樹脂系サイディングは塩化ビニル樹脂を主原料とする外壁材です。
日本ではまだまだ認知度の低い外壁材ですが、北米では50年以上にわたって50%以上の高いシェアを占めています。
樹脂系サイディングはメンテナンスがほぼ不要なメンテナンスフリーです。
表面の汚れやコケなども、水で洗浄するだけできれいに落とすことができます。
また原材料自体に着色してあるため色落ちがなく、再塗装の必要がありません。
木質性サイディング
木質系サイディングは天然木を材料とする薄い板状の外壁材です。
天然木ならではのぬくもりや独自性のある木目が人気で、おしゃれな外壁に仕上げたい場合におすすめです。
メリットとして、窯業系サイディングや金属系サイディングでも木目調のデザインに仕上げられますが
どうしても人工的な質感は拭えません。
木質系サイディングには天然木ならではのぬくもりがあります。
また経年によって色合いが変化していく経年変化も魅力です。
まとめ
今回は、4種類のサイディングについてご紹介いたしました。
外壁リフォームをご検討中の方は、ぜひご参考にしてみてください。