6月17日 データだけより
こんにちは
雅の家のエンジニアの長谷川です。
一昔前から、多くのものがデータだけのものに移行しつつありますね。
音楽は配信されるものになってきましたし、本も電子版が発行されています。
しかし、データだけではない、モノがあることの楽しみがあると思うのです。
ジャケットや歌詞カードの色どり、手触りも含めて音楽を楽しめるような気がします。
何より、CDを買い、封を開け、機器に入れるまでのわくわく感のあるプロセスは配信版ではできない楽しみです。
ただ、最近は配信限定の音楽も存在しますから、悲しいところではありますね。
本にしても、紙媒体が手にあり、ペンで書き込んだり、付箋を貼ったりして、自分の知りたいことがいつでも調べなおせるようにアレンジしていける点は、まだ電子版よりも優れているのではないでしょうか?
もちろん電子版にもそういった機能がついているのは知っています。しかし、備え付けられた機能の範疇でしか行えないアレンジとはやはり一線を画すでしょう。
何より部屋のインテリアとして本は大きな役目を果たすと思います。
昔から蒐集癖のある自分としては、データだけのミニマリズム的な時流よりもモノを集め並べることの楽しさを大事にしていきたいです。ただ、今は大スマホ時代ですから、無くなっていくものもあるのでしょう。
偏屈なありかたにこだわり、その思想を押し付けるのではなく、流れの中で作られていくものに新しい楽しみを見出さなくてはいけませんね。
雅の家