7月15日 ビブリオフィニア
突然ですが。ビブリオフィニアという言葉をご存じでしょうか?
日本語定訳では愛書家と読まれる言葉で、書籍という物体を愛する人を指します。
読書家は本を読む行為を好む人々のことで、その特性は愛書家とは異なります。
僕は常々、趣味は読書、と答えるようにしていますが、実のところ読む行為よりも集める行為が好きな人間です。
本を読むよりも本という物体を見る行為が好きで、千差万別な本の手触りやページをめくる感触を楽しいと思えるのです。
一般的な本屋では扱われていない本を集めたり。
ハードカバーの洒落た本を買ったり。
この本なんかは表紙で買ったところが大きいですね。内容も面白かったですが。
本が好き、というと読書が好きなんだと思われがちですが、世間には本という物体が好き、という人間もいるものです。変な趣味だと思われても仕方ないものですが、ダイバーシティーなどと言われるこの時代なら、白い目をせず見ていただきたいものです。
雅の家