4月22日 ならぬ事はならぬ
会津武士の子は6歳になると「什」という組織に入り、
そして最年長の什長の指示にしたがって「什」の誓ひ(掟)」
というのを大声で復唱するそうです。
什の誓いとは
一、年長者の言ふことには背いてはなりませぬ。
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
一、虚言(ウソ)を言ふ事はなりませぬ。
一、卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。
一、弱いものをいぢめてはなりませぬ。
一、戸外でモノを食べてはなりませぬ。
一、戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ。
ならぬ事はならぬものです。
最後の婦人と言葉・・・・・については僕も個人的には
納得しかねる部分がありますが、
その他は全くその通りだと・・・
特に1番最後の「ならぬ事はならぬ」という言葉が
子供の頃に良く、言われました。「ダメなものはダメ!」
何故って聞いても「ダメなものはダメ!」その繰り返しでした。
最近はそのダメな理由の意味づけが出来なければいけないような
風潮があるような気がします。
「ダメなものはダメ!」自分は親からのその言葉を通して
我慢する。という大事な事を教わりました。
責任を持って教育するという事は、「ダメなものはダメ!」
って言い切れることなのかなと思います。
雅の家