1月15日 みやびさんの『一雅一会』 ~あやちゃんとぽかぽかお風呂~
『この子がお風呂に入る時に、寒くならないようにしたい』
これがご両親の願いでした。
「この子」の名前は「あやちゃん」。
生まれたばかりの可愛い赤ちゃんです。
お風呂に暖房をつけると言っても、大がかりになりそうだし、、、
何よりも乾燥しすぎにならないか?とっても心配です。。
電気代もかかりそうだし、、、、
そこでご提案させていただいたのは、
「窓を断熱窓に交換する」ということでした。
「ま、窓ですか???」
「窓が替わったくらいで、寒さが替わるんですか???」
確かに、窓は「熱源」になるわけではないから、劇的に暖かくなることはありません。
しかし、あやちゃんのお家のお風呂は、写真のように、浴槽のすぐそばに、大きな窓があります。
窓付近の温度測定を行ったところ、間違いなく、窓付近の温度が極端に低く、
今の状況は、せっかく、お湯によって温められた浴室内の空気は、窓から逃げてしまっています。
(冬の温度の流出は、52%が窓からです。なんと、半分!!)
しかも、問題であるのは、この窓は、熱を通しやすいアルミでありガラスも単板(一枚)ガラス。
これは、あたたかい空気が外に逃げるだけでなく、外の冷気が「入り放題」。
さらには、冷たい空気は下に下に流れるため、床が寒くなり「地冷え」のような状況になります。
(これを「コールドドラフト現象」といいます)
そこで、「こんな窓」に大変身をしました。
「こんな窓」とは、熱をほとんどシャットアウトする樹脂製の窓。ガラスは2枚ガラスの断熱ガラス。
「そんな簡単に替わるの??」
なんと、この窓、「半日」大変身したのです。
窓枠を壊さずに、新しい窓をかぶせて取り付ける「カバー工法」と呼ばれる魔法の工法。
これなら、熱が外に逃げることなく、外からの冷たい空気もシャットアウト!!
お値段も大がかりな暖房機設置に比べて、とってもリーズナブルです。
何よりも、電気代は一切かかりません。
窓を交換したあくる日、、、
お母さんからのメールをいただきました。
「窓が替わっただけなのに、なんか違う気がします。。
早速、あたたかさを実感しております!
窓を替えるなんて発想は全然ありませんでした。
ありがとうございます。」
「あやちゃんがお風呂に入る時に寒くならないようにしたい」
そんなパパ、ママの想い、、、
少しは「カタチ」にさせていただくことができ、
さらには「ありがとう」までいただき、本当にうれしくおもいます。
「あやちゃんとパパママのぽかぽかお風呂」で
あやちゃんファミリーが、いつもでもあたたかく、幸せでありますように。。。。