塗り壁について
こんにちは。
早速本題に。。。
今回は、「塗り壁」 についてです。
各塗り壁に多い特徴としてはやはり調湿性ですね。それから、断熱性、消臭性などがあると思います。
また、仕上げ方の違いからいろいろな表情を楽しめる事も特徴の1つだと思います。
クロス仕上がりに比べ、工期や費用が多く掛かってしまうデメリットもあり、なかなかお選びいただく事は少ないです。
しかし、下記のいろいろな種類の塗り壁の特徴やメリットを参考にしていただき、部分的に塗り壁をお選びいただいても良いかと思います。
①漆喰
塗り壁といってまず思い浮かぶのは漆喰。という方も多いのではないでしょうか?
漆喰とは石灰石という岩石を原材料にした塗り壁で、着色する事が難しいので、白く仕上がっている事が多いです。
メリット :調湿効果がある。
アルカリ性なので殺菌効果があり、カビに強い。
遮音性、防音性、耐火性に優れている。
デメリット:工期が長い。
ひび割れが起きやすい。
汚れが付きやすい。
②珪藻土
植物プランクトンである珪藻の殻が化石になって積み重なった堆積物を原材料にしています。
調湿効果にとても優れていて、最近だと珪藻土のバスマットが売られているのを良く見ます。
メリット :調湿効果がある(漆喰よりも優れる)。
着色しやすいので、いろいろな色が楽しめる。
火に強い。
デメリット:湿気の多い場所ではカビが生えることがある。
触ると粉がポロポロと落ちる。
ひび割れが起きやすい。
③聚楽(じゅらく)壁
茶室や歴史的建造物に使用されつ土壁で、きめ細かい仕上がりになっています。
混ぜる土の色によって様々な色合いが作れます。
メリット :調湿効果がある。
土の色によりさまざまな色を選べる。
耐火性に優れる。
デメリット:仕上げるのに職人さんの高い技能が必要。
触ると粉がポロポロと落ちる。
汚れやキズがつきやすい。
他、繊維壁、アクリル系の仕上げ、プラスター等・・・
まだまだいろいろな塗り壁があります。
さらに仕上げ方法も様々…コテでフラットにしたり、コテが動いた跡をそのまま残すパターン、ハケやローラーを使う、素手なんていうのも。
種類がたくさんありますが、重視するポイントで決めたり、見た目でお選びいただくのも良いですね。
工期が長く工事費が高くなる点がありますが、何といっても住み心地は抜群だと思います。
リフォームに適した商品もありますので、ご興味がある方は是非ご相談下さい。