家の構造の種類/特性について
建物を作る上で、一番重要になるのが構造ですが
今回はその構造についてご紹介したいと思います。
まず、構造の特徴には3種類あります。
木造 ・ 鉄骨造 ・ 鉄筋コンクリート(RC)造
この3つの構造には色々な特徴があり、メリット・デメリットがあります。
木造
まず一番ご存じの方も多いとおもいますが、木は軽くて強いです。
鉄材ほどではないですが、重量あたりの強度はほぼ一緒です。
しかも断熱性が高いので、家つくりには適した素材です。
あとメリットとして増改築がしやすく、コスト面でもかなり有利となります。
しかし、デメリットとして火に弱く・虫食いの恐れ・乾燥収縮による変形や腐食
水分や湿気にも弱く、遮音性も低いです。
あと鉄骨造やRC造に比べると強度が弱い為、大空間や壁一面の開口などは
困難となります。
鉄骨造
次に鉄骨造ですが、鉄は当たり前ですが木より強いのです。
なのでメリットから伝えますと、比較的自由設計が出来ます。
尚且つ鉄は強いだけではなく、しなやかで粘り強いので耐震性も高いです。
しかしデメリットとして、鉄は熱を通しやすいので熱を遮断出来る素材で
覆わなければなりません。尚且つ冬は外と中の温度差による結露がしやすく
結露による錆が起きやすいので、結露対策が重要です。
鉄筋コンクリート(RC)造
最後にRC造ですが、コンクリートなので3つのなかでも一番強いです。
なので耐震性・耐火性・耐久性すべてにおいてもすぐれています。
尚且つ防音性能にも優れています。あと鉄骨同様 自由設計ができ
将来リフォームをする時、大がかりな間取り変更などにも対応できます。
ただデメリットとしては、コスト・施工手間・制作時間がかかります。
建築費は3つのなかでも、一番高いものになります
尚且つ将来建て替えを考えると、解体費もかなりかかります。
3種類共、メリット・デメリットがありますので一概にこれが良いというのは
ありませんが、目安として一般に木造で 4~5か月 鉄骨造で 5か月以上
鉄筋コンクリート造で 6か月以上はかかると思います。
家を建てるという事は引っ越しもあり、お子様の通学、会社の通勤も絡んでくると
思います。もしお悩みの方がいましたら一度ご相談下さい。
新築・リフォーム・リノベーション 雅の家 現場管理 木村