【内装仕上げ】お家のイメージにぴったりの壁材選び
こんにちは。コーディネーターの南です。
人それぞれ大事にしたい暮らし方があると思います。家づくりにはそうした暮らし方へのこだわりを随所に入れたいですよね。
また、それを軸にした用途を満たす内装材を選定すれば、スムーズにイメージが固まるヒントとなります。例えば・・・
寝室はリラックスできるような落ち着いた風合いにしたい、
リビングは家族が集まってくるような暖かな空間にしたい、
キッチンには油汚れが落としやすい素材を選びたい、
お子様のお部屋には自由な発想が生まれるような楽しいお部屋にしたい!
などなど、新築・リフォーム・リノベーションをお考えになられる際、皆さん沢山のイメージが湧いてきているはずです!ワクワクしますよね。
沢山のイメージがあるように、内装材にも様々な種類がありますが
今回は壁材に注目してご紹介していきます。
クロス(壁紙)
もっともポピュラーな壁材です。壁紙だけで家の印象はガラリと変わります。壁紙は大きく二つの
素材に分かれます。
・ビニールクロス・・・一般的に良く使用されているもの。
比較的安価なものが揃い、デザインも豊富です。
施工がしやすく、工事費用も抑えられることも利点のひとつ!
中には、機能性クロスといって調湿効果や清掃性、耐久性などを持つものも
存在しています。
・布クロス・・・暖かみのある素材感が特徴で、重厚感があります。
価格は高めで、清掃性に関してはホコリが吸着しやすいので手間がかかります。
塗り壁(左官)
近年、環境への配慮や自然な風合いがおしゃれ、ということで人気の塗り壁。現在は様々な素材の塗り壁があり、そのなかでも
主要な素材がこの3つです。
・漆喰壁・・・なめらかな表面を持つ材料。
調湿生、断熱性、防火性に優れており、自然素材や豊かな表情を
求める方にオススメです。少しアイボリーがかった色味なので、落ち着いた雰囲気を
演出できます。
・珪藻土・・・多孔質なので、吸湿性、吸放湿性、保温性などに優れています。
環境にやさしい自然素材であり、クロスの上から塗ることが出来る、
施工性にも優れた商品も存在しています。
・土壁・・・茶室などに用いられた昔から伝わる材料。
土の成分や混ぜる配分により表情が変わります。
夏は涼しく、昔は蔵の中の仕上げに使われていたそうです。
タイル
耐久性や耐水性に優れるため、水廻りによく使用されます。
最近では調湿効果や脱臭効果があるものもあり、リビングや寝室に
使用されることも多くなってきました。
素材の違いがアクセントになることもあり、壁の一部に使用されることも。
ガラス素材や陶器素材などテクスチャーやデザインも豊富です。
目地の汚れが気になる方はカラー目地といって色があらかじめついているものもあるので、おすすめです。
木質系
木質系の壁材としては、天然木の化粧合板やシートタイプがあります。
ペットを飼われている方は腰まで傷に強い木板を貼ったりすることが多いです。
居室のアクセントとして天井や壁に取り入れるのもおしゃれです。
どの素材も色柄が豊富にそろっており、素材の変化・色味での変化など用途に応じて使用することが可能です。広く見せたい際には、トーンを揃えたカラーで。逆にアクセントをつけることで奥行を演出できることもあります!
居室の中でも壁は大きな面積を占めるため、インテリアとの調和も考えて選定する必要があります。
私たち、コーディネーターはお客様のイメージに沿い、実現するお手伝いをさせていただきます。
楽しくお打合せしていきましょう!